北欧雑貨Piccolina(ピッコリーナ)店長日記

北欧雑貨Piccolina(ピッコリーナ)の店長ブログ. 北欧雑貨・食器を中心に北欧,ヨーロッパでの買い付け日記を始め商品の情報、北欧のカフェや好きな店、地元札幌の情報をお伝えします

Antti Nurmesniemi

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今回FINELのポットが入荷したので、デザイナーのアンティに関してご紹介します。
Antti Nurmesniemi アンティ・ヌルメスニエミ(1927 - 2003)は北欧デザイン、
特にフィンランドデザイン産業のパイオニアのひとりとして建築家、インテリア、
工業デザイナーとして多方面で活躍した人です。

彼は第二次世界大戦中は軍用機を修理する工場で働いていました。
その木や鉄に関わった事がその後大きく役に立つ事になります。戦争が終わると、
University of Art and Designで勉強しながら、スウェーデンのデパートのデザインの
事務所にて経験を積みます、そして1950年大学の卒業記念の旅行としてストックホルムと
コペンハーゲンを訪問し、その時に出会ったデンマークの優れたクラフトマンシップと
オーガニックフォームに大変影響を受ける事になります。

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旅行から戻った1951年〜1956年にかけては、建築の研修としてモダンデザインに影響された
viljo RevellやKenjo Petajaといった建築家の下で働きます。アンティの代表的作品のひとつ
Sauna Stool は、この間にPlace Hotel のインテリアの一部としてデザインされたものになります。

1953年テキスタイルデザイナーのVuokko Eskolin と結婚し、6ヶ月間
ミラノにデザイン研修に行きます。この際、イタリアの機能的でスタイリッシュなデザインに
感銘を受け、大きく影響を受けました。帰国後1956年に自分のスタジオを持ち1957年
今回Piccolinaにも入荷したFinelのホーローポットをデザインします。
色は アンティの奥さんによって選ばれ赤、黄色、空色になりました。

このポットはその後フィンランドのモダンデザインの代表格として知られるようになり、
彼はインテリアデザイナーとしてATREK , TECTA , CASSINA ,キッチンウェアーのARABIA ,
KYMI ,,そしてヘルシンキの地下鉄や、びっくりなところでは富士通の電話など
多岐にわたりデザインをすることになります。

1967-71年フィンランドデザイナー協会委員長を、1989-92年はICSIDの委員長を歴任。
名実ともにフィンランドを代表するデザイナーとなりました。

50年も前にデザインされているのですから本当にびっくりです。そしてやはり私の好きな
1950年代にデザインされているというのも嬉しいです。
  1. 2008/03/02(日) 02:56:41|
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